“記録”を残すための身に付けておきたい習慣【VEGETAPSY4コマ-STORY133】

お母ちゃんはこの家に嫁いで以来、村の行事や家の習慣などはこの赤いノートにすべて記録しています。
「人間は忘れることが多いから、大切な事はノートに全て書いておきなさい」
竹蔵(TAKEZOU/おじいちゃん)にそう教えてもらってから、今も続けています。

これがその”赤いノート”。
長年使っているので、もうボロボロです。

家の風習や村の行事の記録が書かれていますが、あまりにも簡単に書かれているため、あまりよくわかりませんでした…。

折角なので、少しだけ紹介したいと思います。

―年末年始の掃除場所―
台所、風呂、便所、押し入れ、戸棚、鏡台、各部屋、二階、下店、井戸、工場、納屋、庭、畑、玄関、その他外周り
―年末年始の買い物―
生花(神花3、仏花3、墓の花2)、焼き網、スポンジたわし、歯磨き粉、歯ブラシ、お菓子、ミカン、リンゴ、きな粉
―正月料理―
・重づめ
ひなご、ごぼう、酢の物、煮豆
・付き出し
板、筍、昆布巻き、数の子、人参、こんにゃく、椎茸、高野、ぶり、海老、鯛
・雑煮
いも、人参、大根、豆腐、昆布かつおだし、砂糖
・水煮用
蟹、鱧、鳥、白菜、菊菜、椎茸、豆腐、もち、ポン酢、昆布かつおだし
・ぜんざい
あずき
・寿司
かんぴょう、高野豆腐、ほうれん草、しょうが、キュウリ、ちくわ、漬物
―「ひなご」の仕上げ方―
①油を引かないで、栄養窯で炒め、冷めないよう弱火か火鉢にかける
②その間に醤油に砂糖を加え、飴を少し炊いて(あまり炊くとカチカチになる)
③②の中に①を入れて混ぜる。七味を入れる。
―ごぼう―
茹でて(醤油、化学調味料、ごま)の中に入れる。
―1月14日 15日―
14日夜…朝に藁を一足出しておく。正月の飾り、花を出す。
電池、提灯、灰(バケツ)
小豆…夜ぜんざい、朝小豆のお粥
15日朝…神、入り口、井戸、釜戸、工場、あみだ、アオキの葉にそなえて
―2月4日―
・大豆1合ほどいる
・いわしを食べる…鬼の目付にイワシの頭を付けて玄関に刺して置く
・ごんだだいを作る
・巻き寿司を丸かじり
―3月初午―
昭和52年3月2日
お稲荷様のお祭り
―彼岸入り―
墓掃除…毎月第一日曜日
花…毎月末日曜日までに何回か
―お盆―
盆花、榊、お布施用意する
8月12日…夕方に墓参り
8月13日…朝、迎える
8月14日…お寺様参ってくださる
14日昼…赤飯(小豆、ささげ)おかず(揚げ、子芋、かんぴょう、カボチャ、こんにゃく、椎茸、高野豆腐、ぜんまい)
8月15日…朝にそうめんを作って少し川に流す。昼、そうめんを食べる。夜、巻き寿司を食べる。キュウリ。

こんな感じで1年間の予定などが書かれておりますが、用意するものは分かっても、何をどうすれば良いのかが全く分かりません。おそらく書いた本人にしかわからないでしょう。

記録を付けるときに大切になってくるポイントは、「5W1H」。
”When(いつ)””Where(どこで)””Who(だれが)””What(なにを)””Why(なぜ)””How(どのように)”という6つの要素を踏まえることが大切です。
この「5W1H」に従って内容を整理をすることで、その内容を「5W1H」に当てはめて相手に伝える時に、情報を分かりやすく、伝え漏れも少なく的確に情報伝達ができるポイントとなります。
会社などでメールを打つ時にも「5W1H」に沿って内容を伝えなさい!!と言われておられる方も多いと思います。
管理人ももちろんこれは苦手です。
しかし「5W1H」を無視して文章を書くと、上記の記録のようになってしまいます。
これでは困りますよね?
これから記録を残していこうという方は、少し時間がかかってもいいので、「5W1H」を意識して記録を付けてみましょう。

 


ーおまけー


蒔&得(MAKI&EL):うぉー!!格好良い!!

☆SOULFLY

 

 

 

☆SOULFLY
SOULFLYは1997年から活動しているアメリカ合衆国出身のHeavy-METALバンド。
創設者のマックス・カヴァレラ(Max Cavalera)は、もともと実の弟と共に活動を共にしていたSepulturaのメンバーでした。ドラマーを担当していた弟のイゴール・カヴァレラ(Igor Cavalera)との間に発生した確執が主な原因で、マックス・カヴァレラ(Max Cavalera)はSepulturaを1997年2月に脱退します。
家族との悲しい別れや敬愛するシンガーの死去と向き合いながら、抱えてしまった「鬱」を作曲を続けることで乗り越えました。

その過程の中で生まれたのがSOULFLY。
1stアルバムである”SOULFLY”はHeavy-METALにHardcoreを融合した極上のHeavy-music!!
2ndの”Primitive”や3rd”3″からは、世界各国から影響を受けたWorld-musicやトライバルなリズム、ダイナミズム、ディジュリドゥなどの民族楽器の使用など「これでもか!!」と言わんばかりにマックスの世界が感じられます。
Sepulturaの「Roots」をさらに進化させた心地よい音楽。

ラインナップの入れ替わりが激しいバンドですが、2012年にはマックスのご子息であるザイオン・カヴァレラ(Zyon Cavalera)がドラムを務めています。
「親子でMetal」なんて格好良いのでしょう!!


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☆SOULFLY

 
Soulfly

 

 
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