竹義(TAKEYOSI):おい!!今帰ったぞ!!
得(EL):おかえりなさい。
竹義(TAKEYOSI):
お前、タクシー料金を払っておいてくれ。
タクシーが家の前で待っている。
得(EL):”待たせている”?なぜあなたはここにいるのですか?
お父さん!!あなたは明日、手術を受けるんですよ!!
☆電話のベルが鳴り響く。
得(EL):はい、もしもし。
看護師:大変なんです!!竹義さん(TAKEYOSI)が行方不明なんです!!
得(EL):今、お父さんはここにいます…。
看護師:オーマイゴッド!!竹義さん(TAKEYOSI)はそこにいるんですか?
彼を今すぐ病院に連れてきてください!!
得(EL):本当にすみません。今からお父さんを連れてそちらに向かいます。
看護師:竹義さん(TAKEYOSI)は明日、全身麻酔の手術なんです!!
確認しておきたいのですが、彼は何も食べていませんか?
竹義(TAKEYOSI):
嫌だ!!俺はあそこには戻らないぞ!!
あいつらは本当にひどい奴らなんだぞ!!
俺の指を切り落とした後、「その手を尻の肉に縫合する」って言っているんだぞ!!俺はそんな手術なんて受けてたまるものか!!
お前は、俺がそのような姿になっても良いのか?
得(EL):それは”お尻の肉を利用して、義指を作る”という提案です。
竹義(TAKEYOSI):
そんなはずはない!!そんなはずはない!!
あいつらは医科大学を卒業しているくせに、全員そろってバカ者だ!!
俺は腹が減っているのに、あいつらは朝から何も食べさせてくれないんだぞ!!
☆今、竹義(TAKEYOSI)はラーメンを食べています。
得(EL):
お父さん。近所の人たちも、親戚もみんなあなたのことを心配しています。
一緒に病院に戻りましょう。
…もしかしてあなたは、手術が怖いのですか?
竹義(TAKEYOSI):…うん。…怖いんだ。
結局、親戚のおじさんにも手伝ってもらいながら、お父さんは”地方記念病院”に戻ることになりました。
忠三(TADAZOU):
竹義さん(TAKEYOSI)!!あなたは医者の言うことを聞くべきです!!
手術はちゃんと受けないと駄目だよ!!