いつものようにお昼ご飯を買って歩いていると
お店のフリースペースでおじさんが何かをしていた。
蒔(MAKI):おや?何をしているんだ?
得(EL):聞いてみようか?
蒔(MAKI):何かにイベントでもするんですか?
おじさん:そうなんですよ。
明日一日の限定で、ココナッツミルクパウダーの
講習会をするんです。
蒔(MAKI):ココナッツミルクパウダー?何だそれは?
得(EL):面白そうだね!!明日は休みだから、参加しようよ!!
まぁ、水与(YARI)は明日も仕事だけどね。残念だけど…
と言うことで、参加してみました。
参加者にはアンケート用紙と、パンフレットが配られました。
ココナッツミルクパウダーはこの缶に入っています。
オーガニック商品の取扱店で見かけたこともあるのではないでしょうか?
別の見学先の写真ですが、これがココナッツ(レプリカ)です。
ココナッツを半分に切ると、中に白い”胚乳”と呼ばれる部分があり、
この胚乳からココナッツオイルやココナッツミルクが作られます。
胚乳の中には水が入っていますが、それは「ココナッツジュース」という別の物です。
ココナッツミルクは通常、缶やパックに入れられて販売されていますので、開封すると数日中に消費しなければなりません。
そのココナッツミルクを乾燥させたものが、ココナッツミルクパウダーです。
乾燥させて粉末状にすることにより、好きな時に好きな分だけ使用することが出来るのです。
どのように乾燥させるかと言うと
おじさんがパソコンで説明してくれました。
「スプレードライ製法」と言うもので、液体を微細な霧状にして瞬間的に粉末状態にして、乾燥させる方法だそうです。
この時に、粉末化をするために必要なでんぷん質として使用されるのが、タピオカ粉末。
保存料や香料、漂白剤などの食品添加物などは一切入っていません。
ココナッツミルクのいいところとして紹介されたのが
・パウダーを白湯や、ホットコーヒーなど温かい飲み物に入れるだけ。
必要な分だけ使えるので、経済的。
・植物性なのでベジタリアンの方も安心して食べられる。
・アレルギー物質を含んでいない
・「乳糖不耐性」の人でも安心して使える
※乳糖不耐性…「乳糖」とは哺乳類の乳汁に含まれている成分で
“ラクトース”と呼ばれているミルク(動物性)や牛乳に含まれている糖質。
この糖質を分解する酵素が欠乏すると「乳糖」は分解されず
消化吸収が出来なくなります。
吸収されない乳糖は、小腸からそのまま大腸に入って
腸の中で細菌によって発酵してしまいます。
乳糖を含む食品を摂取した後、30分から2時間程で
急激な便意が起こります。
・栄養素も銅、マンガン、カリウム、マグネシウム、鉄が含まれています。
また話題として挙がっているのが、ココナッツミルクパウダーには”中鎖脂肪酸(MCT)”が多く含まれていること。パウダーには、実に27%も含まれています。
ココナッツミルクパウダーはこんな感じです。
アップルティーに入れてみました。
砂糖もミルクもいりません。
このバージンココナッツオイルには、中鎖脂肪酸がなんと65%も含まれているんですよ。
ココナッツオイルが経年劣化を起こす原因としては、「含有水分量」があります。これを減らすために、粉砕した生の実を40℃以下の温風で乾燥させた後、水分を0.1%まで取り除き水分量の混入を極力減らしたうえで、低温圧搾する「エクスペラー法」で製造されています。
※「エクスペラー」とは圧搾機のことです。
ココナッツオイルの特徴として、一般的なサラダ油やオリーブ油とは違い約25℃以下になると固まり始めます。夏は液体、冬は固体と形状が変化します。
形状が変化しても成分や品質は変わりません。
注意点としては広口の瓶で売られていることがほとんどなので、汚れたスプーンや水分が混入しないようにしてください。カビの原因になります。
排水管にも流さないように注意をしましょう。配水管の中で固まってしまいます。捨てるときはビニール袋に入れて、捨てましょう。
また、冬の時期は蝋のように固いので、少し温めて柔らかくしてからのほうが使いやすいです。
保存期間はと言うと未開封の状態で約2年持ちます。開封後は1年以内に使い切りましょう。
ココナッツオイルには常温でも固まらない液体タイプの物もあります。
製造工程の中で、温度を徐々に下げて固まり始めた脂肪酸(長鎖脂肪酸)を取り除いていくことで、融点の低い脂肪酸だけが残り0℃まで固まらない液体ココナッツオイルが完成します。
冷蔵庫に入れていると瓶の縁が固まることがありますが、常温で元に戻ります。品質にも問題ありません。
冬でも固まらない液状で香りも控えめなので、そのままバターやマーガリンの代わりに、サラダのドレッシングに、スムージーやヨーグルトに使い勝手が良いです。
更に、含まれる中鎖脂肪酸(MCT)は約93%。
さて、肝心の使用方法です。
ココナッツミルクパウダーやココナッツオイルには中鎖脂肪酸が多く含まれています。
しかし、たくさん食べればよいというわけではありません。
理由は、高カロリーだからです。
ココナッツミルクパウダー100g当りエネルギーが601㎉。
ココナッツオイル大さじ1杯(14g)当りエネルギー126㎉もあります。
メーカーによって多少の違いはありますが、エネルギー量は高いので、
摂り過ぎには注意しましょう。
ただし、中鎖脂肪酸は動物性由来の長鎖脂肪酸とは違い、肝臓で分解されてエネルギー源になるスピードが長鎖脂肪酸に比べて約10倍という特徴があります。
ココナッツオイルを食べるときの量としては、1日大さじ2杯。
その分摂取するカロリーが増えますので、茶碗1杯のごはんを半分に減らしてみるなど、試しながら工夫をしてみてはいかがでしょうか?
では、ココナッツオイルを食べない方が良い人はいるのでしょうか?
います。肝臓の仕組みの中でエネルギーに変えられる人もいますが、コレステロールに変わってしまう人もいます。
糖尿病をお持ちの場合や、悪玉コレステロール値(LDLコレステロール)の高い場合は食べるのを控えた方が良いかもしれません。
心配な方は一度医療機関に相談することをおすすめします。
このほかにもココナッツシュガーや、ココナッツファイバーなどがあります。
使ったことのない方は、試してみてはいかがでしょうか?
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☆スプレードライ製法で新鮮な粉末状になりました。
お好みの濃さで牛乳や豆乳の代わりに
☆フライパンで炒め物を作るときに
熱したフライパンに入れるとサッと溶けます。
ココウェル エキストラバージンココナッツオイル(エクスペラー) 360g(400ml)×2個セット
☆冷たい飲み物やドレッシング、スムージーにも
☆マヨネーズもあります。
☆オイルだけではありません
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☆他メーカーさんのものもあります。
COCOCURE 有機 JAS オーガニック フェアトレード エキストラ バージン ココナッツオイル コールドプレス製法
☆こちらは”BROWN SUGER 1ST”さんの商品