お父ちゃんとロブスターの友情物語【VEGETAPSY4コマ-STORY155】

これはロブスターです。
スーパーマーケットの水産コーナーで販売されていた目玉商品の一つです。
ロブスターはどんな味がするのか興味があったこと、お正月セール最終日になって”半額シール”を貼られても売れ残っていたこと、そんな理由で私が購入してみることにしました。

蒔(MAKI):これは今日食べましょう。
竹義(TAKEYOSI):なんだって⁉ どうしてなんだ!!
        そのロブスターはまだ生きているじゃないか!!
         可哀そうだ!!
         彼が息が出来るように爪楊枝で食品用ラップに穴を開けなさい。
         そして冷蔵庫で大切に保管してあげなさい!!

竹義(TAKEYOSI):おい!!起きろ!!おい!!
         彼がまだ生きているかどうか、確認をしなさい!!
夜中だというのにお父ちゃんはものすごく怒っていて私はたたき起こされました。
お父ちゃんはロブスターの生存が気になってその日はあまり眠れなかったそうです。

蒔(MAKI):大丈夫です。彼は動いています。
竹義(TAKEYOSI):そうか…良かった…。一応は安心だな。
このロブスターは3日間生きていました。
お父ちゃんは一人で悩んでいたそうです。
その理由は “餌は何を与えれば良いのか?”
動かなくなったその後は、家族でおいしく食べました。