私たちは今日、今働いている仕事や収入金額、これからの生活の方向性などを話し合っていた。
蒔(MAKI):この間、駅の近くで藤咲さん(FUJISAKI)に会いました。
その時彼と話をしました。
藤咲(FUJISAKI):よぉ!!久しぶりだね!!
こんなところで何をしているんだい?
蒔(MAKI):あぁ、藤咲さん(FUJISAKI)お久しぶり。
私はちょっと買い物に来ました…。あなたは?
藤咲(FUJISAKI):
おい!!俺の近況を聞いてください!!
俺は仕事を解雇されたので、年金受給の手続きをしようと思って年金事務所に行ったんだ。そしたら職員に”あなたは支払い期間が４年間足りていません。ですから、今のあなたには年金の受給資格はありません”って言われたんだ!!
なので、もう少し俺は働かなくてはいけない…。
俺はこれから日本料理店に採用試験に行くんだ。俺の料理技術は一流だから、採用試験は一発合格だ!!
「 お前も、俺と同じ人生を歩むなよ!! 」
以前、藤咲さん(FUJISAKI)はそんな言葉を言っていました。
その言葉が再度心に響き渡りました。
私たちはパートタイマーという仕事を続けるのですか?
私たちは低賃金のまま働き続けるのですか?
私たちのお父さんはもうすぐ、この世界から消えてしまうかもしれません…。
その後、私たちはどのような人生を歩んでいこうとしていますか?
自答自問を繰り返しています。