そんな時、駅前のCD店で
『SUPER JUNKY MONKEY』のアルバムを購入した。
“DOLL”というPUNKROCK雑誌で紹介されている記事を見て
ずっと聴いてみたかったバンドだ。
“どうしてオレは、自分らしさを見つける事が出来ないのか?”
“どうしてオレは、賢く生きれないのか?”
“どうしてオレは、失敗ばかりしてしまうのか?”
お父さんやお母さんに嫌われてばかり…
オレがやりたい事、見つけたこと全て、
壊されてしまう…
「オレは好きなように生きたいんだ!!」
でも、オレが自分でやりたいことを見つけられたとしても、
それをやり遂げる自信がない…
…そんなことを考えながら曲を聴いていた時…
SUPER JUNKY MONKEYの”音”が
“言葉”に変化し、オレの心に突き刺さった。
“それじゃあ、
ギターを始めるべきだ。
バンドを始めるべきだ。
お前が楽しんでいる姿が見える。
お前は、自分の過去を変えることは出来ない。
お前は、自分の周りの環境を変えることは出来ない。
でもお前は、自分の未来は変えられる。
お前が自分一人でくよくよ悩んでいても始まらない。
要は、お前がそれをやるかやらないかだ。
やるのか?
それとも、やらずに終わるのか?
どっちを選ぶ?”
…そう、聞こえた。
オレは、ギターを始めれば、何かが変わるかもしれない…。
ネガティブな思考を、少しでもいいから
ポジティブに変化させたい。
何とかして、今の自分を変えたい!!…そう思った。
次の日、友人に電話をして
学校に戻ったら、ギターを教えてほしいとお願いをした。
友人:ok!!教えてあげるよ!!
得(EL):これ、下さい。
☆MADBALL
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☆MADBALL
ハードコアという音楽はパンクロックからの派生で生まれ、現在では数多くのハードコアバンドが存在します。
メタルやヒップホップ、またファンクやジャズの要素を持ち込んでいるスタイルなども存在します。
「社会的な不満を叫び、一度目標を決めたら何があっても諦めない」
これがハードコアの精神性であり、基本的スタイルとなっています。
NYハードコアと言えばAGNOSTIC FRONTやSICK OF IT ALLなどが有名ですが、このMAD BALLもおすすめです。
AGNOSTIC FRONTの4代目フロントマンの実弟であるフレディ・クリシエンさん(Freddy Cricien)と、ギターのヴィニー・スティグマさん(Vinnie Stigma)が中心となり、1988年に結成されたバンドです。
ある音楽雑誌のCDレビューで紹介されていたCDジャケット1stアルバム『セット・イット・オフ – Set It Off – 』に衝撃を受け購入した、初めてのハードコアバンドでした。