私にとって大切なもの【VEGETAPSY4コマ-STORY167】

水与(YARI):蒔(MAKI)!!
      あなたはギターを辞めるのですか?
      その理由はお父ちゃんに怒られたからですか?
      お父ちゃんはその日の気分で怒りを発散しているんだよ。

水与(YARI):
私たちは山の神様にバンド参加のお願いをしました。
この話を山の神様に言いますか?
こんな話を聞いたら得(EL)も怒るでしょう…。
おそらく彼女は怒ってベースギターを振り回すでしょう…。
私たちには今まで趣味がありませんでした。ささやかな楽しみもありませんでした。
バンド結成をしたことで、やっと生きがいを見つけられたはずです!!
あなたはそれを放棄して、逃げたまま生活をしていくのですか?

蒔(MAKI)は全力で走りだします!!

ごめんね…本当にごめん。
私がお父ちゃんに怒られたせいで、あなたをこんな目に遭わせてしまった。
やっぱりこれは、わたしにとって大切なもの。
自らの意思で決めて始めた大切なもの。
これから先もお父ちゃんに怒られるかもしれません。
でも、いつの日かちゃんと認めてもらえるように、私は頑張りたいと思います。