2018年5月 – ページ 7

もうすぐ、小石ちゃん(KOISI)の誕生日だ。
しかし最適なプレゼントは何が良いのかわからない。
“とりあえず、指輪をプレゼントしておこう”
そう思ったオレは
駅前にある『Flat shop jewelry』というお店に入っていった。
※のぼりの文字…キャンペーン実施中!!

店員さんに尋ねられたよ…
はぁ？”指のサイズ”って?
いいや、聞いていないな。
８号?10号？何それ?
オレが適当に購入しても後でサイズ直し出来るんでしょ?

オレは彼女が喜んでいる姿しか想像していなかった。
小石(KOISI):わぉ!!ありがとう!!

ヨレタ(YORETA):もうすぐ小石ちゃん(KOISI)の誕生日だから
　　　　　　　　プレゼントを買って、郵送したんだ。
　　　　　　　　何を買えばいいのかわからなかったから、
　　　　　　　　とりあえずダイヤの指輪を贈ったんだ。
友人:何だって？それは本当の話なのか?
　　お前は錯乱をしたのか？もうお前は婚約でもするつもりなのか?

後日、小石ちゃん(KOISI)から返事が返ってきた。
―Dear　ヨレタくん(YORETA)―
私の誕生日にプレゼントを贈ってくれて、ありがとう。
以前からダイヤの指輪が欲しかったので、とても嬉しかったです。
ヨレタくん（YORETA)は、話しやすくてとても楽しい人。
まるで、私のお兄ちゃんみたいです。
私にはお兄ちゃんがいないので、お兄ちゃんが出来たみたいで、知り合うことが出来て…etc…etc…

良かった!!オレは嫌われていなかった!!
指輪なんていきなり送り付けて、”彼女に嫌われたらどうしよう”と思ってビビっていたが、
オレは嫌われてはいなかった!!!
返事が返ってきたことでテンションUP。
早速その手紙を友人に見せびらかせた。
ヨレタ(YORETA):これを見てくれ!!返事が返ってきたんだ!!
　　　　　　　　オレは告白しようと思っているんだけど、
　　　　　　　　どう思う?
友人:おい、よく見てみろ。
　　手紙には”私のお兄さんみたいです”って書いてある。
　　既に断られていることに気付けよ。