俺が全力でやった事②【VEGETAPSY4コマ-STORY51】

前回のお話

神様:じゃあ、貝ボタンの仕事はどうだい?
   竹義さん(TAKEYOSI)技術もあるし、仕入れ先も
   売り先もあるでしょう?
   人間が服を着ている間は、無くならない仕事だよ。
竹義(TAKEYOSI):駄目だ、駄目だ。

竹義(TAKEYOSI):確かに神様の言う通り、貝ボタンの仕事は
        人間が服を着ている間はなくならない仕事だ。
        しかし、もう何十年も注文がない。
        取引先の七名(NANANA)も、貝の仕入れを
        やめたと言っていたよ。
        実際、貝ボタンの製造所も数が減っている。
        俺が使っている機械も年代物だ。
        これから注文を受けるためには、全自動の時代だ。
        レーザーの導入、コンピュータの導入…
        ボタンに絵を入れたり、社名ロゴを入れたり
        しなければならない。
        それをすべて行うと、何千万円という
        お金がかかるんだ。
        あいつらに、そんな危ない橋を
        渡らせるわけにはいかないよ…。

神様:そうなんだね。竹義さん(TAKEYOSI)も
        色々と考えているんだね。
   あの3人だったら、心配しなくてもきっと大丈夫だよ。
   “だったらどうして、メロン栽培に反対したんだよ…”(心の叫び)

続く

 

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