神様:じゃあ、貝ボタンの仕事はどうだい?
竹義さん(TAKEYOSI)技術もあるし、仕入れ先も
売り先もあるでしょう?
人間が服を着ている間は、無くならない仕事だよ。
竹義(TAKEYOSI):駄目だ、駄目だ。
竹義(TAKEYOSI):確かに神様の言う通り、貝ボタンの仕事は
人間が服を着ている間はなくならない仕事だ。
しかし、もう何十年も注文がない。
取引先の七名(NANANA)も、貝の仕入れを
やめたと言っていたよ。
実際、貝ボタンの製造所も数が減っている。
俺が使っている機械も年代物だ。
これから注文を受けるためには、全自動の時代だ。
レーザーの導入、コンピュータの導入…
ボタンに絵を入れたり、社名ロゴを入れたり
しなければならない。
それをすべて行うと、何千万円という
お金がかかるんだ。
あいつらに、そんな危ない橋を
渡らせるわけにはいかないよ…。
神様:そうなんだね。竹義さん(TAKEYOSI)も
色々と考えているんだね。
あの3人だったら、心配しなくてもきっと大丈夫だよ。
“だったらどうして、メロン栽培に反対したんだよ…”(心の叫び)