前回のお話藤咲(FUJISAKI):ちゃんと出来ましたか?見せてみなさい。
藤咲(FUJISAKI):包丁が研げたかどうかの確認方法は
この様にします。
あご(ago)から切っ先(kissaki)の刃先をを見て、
白く光る部分があれば、刃先が潰れている
証拠です。
※イラスト(右)…正面から見た図
イラスト(左)…横から見た図
藤咲(FUJISAKI):あ!!お前!!白い光が多いぞ!!
蒔(MAKI):え?本当に!?
藤咲(FUJISAKI):魚の職人は大抵、この様にして
確認しています。
左手の親指の爪に垂直に刃を当ててみて、
滑らなければ刃が立っています。
藤咲(FUJISAKI):お前の研いだ包丁を見てみろ。
つるつるになっている!!
これでは、豆腐も切れない!!
※危険なので、真似はしないで下さい。
藤咲(FUJISAKI)お前の場合、角度が悪いです。
砥石の上で向こう側に押す時、
角度が開いているので、こうなります。
イラスト(上)私の角度
イラスト(下)お前の角度
藤咲(FUJISAKI):親指での確認方法が怖い場合、
こんな確認方法もあります。
爪の時と同じように、包丁を
まな板に垂直に置きます。
刃が立っていれば、包丁は動きません。
藤咲(FUJISAKI):おい!!なぜこうなりますか!!
まな板の上で泳いでいます!!
ここはスケートリンクですか!?
やり直して下さい!!