蒔(MAKI):藤咲さん(FUJISAKI)、一つ質問いいですか?
藤咲(FUJISAKI):何だ?
蒔(MAKI):包丁を毎日研いでいると、砥石に窪みが出来ます。
平らにするには、どうすればいいですか?
藤咲(FUJISAKI):よし、分かった。教えてあげよう。
まず、荒砥(arato)の上に中砥(nakato)を置く。
窪みのある面を合わせるように置くこと。
藤咲(FUJISAKI):砥石を水で濡らしてから、イラストのように
擦り合わせると良い。
だから、一般の家庭で使用する時も
荒砥(arato)と中砥(nakato)、両方が必要になる。
※砥石が一つしかない場合、コンクリートブロックを
使用して平らにする方法も有効です。
また、砥石の窪みが深い場合もコンクリートブロックを
使用することで、時間的に早く平らにすることができます。