出刃包丁の研ぎ方を藤咲さんに教えてもらおう②【VEGETAPSY4コマ-STORY33】

前回のお話藤咲(FUJISAKI):ちゃんと出来ましたか?見せてみなさい。

藤咲(FUJISAKI):包丁が研げたかどうかの確認方法は
        この様にします。
        あご(ago)から切っ先(kissaki)の刃先をを見て、
        白く光る部分があれば、刃先が潰れている
        証拠です。
※イラスト(右)…正面から見た図
 イラスト(左)…横から見た図

藤咲(FUJISAKI):あ!!お前!!白い光が多いぞ!!
蒔(MAKI):え?本当に!?

藤咲(FUJISAKI):魚の職人は大抵、この様にして
        確認しています。
        左手の親指の爪に垂直に刃を当ててみて、
        滑らなければ刃が立っています。

藤咲(FUJISAKI):お前の研いだ包丁を見てみろ。
        つるつるになっている!!
        これでは、豆腐も切れない!!
※危険なので、真似はしないで下さい。

藤咲(FUJISAKI)お前の場合、角度が悪いです。
        砥石の上で向こう側に押す時、
        角度が開いているので、こうなります。
イラスト(上)私の角度
イラスト(下)お前の角度

藤咲(FUJISAKI):親指での確認方法が怖い場合、
        こんな確認方法もあります。
        爪の時と同じように、包丁を
        まな板に垂直に置きます。
        刃が立っていれば、包丁は動きません。

藤咲(FUJISAKI):おい!!なぜこうなりますか!!
        まな板の上で泳いでいます!!
        ここはスケートリンクですか!?
        やり直して下さい!!


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